2009年10月5日月曜日

「糸」のおはなし

今日は、「糸」についてお話します。

「糸」は、そのつくりによって2種類に分けられます。

それは、「短繊維」「長繊維」といいます。
今日はその2つの"つくりの違い"をご説明したいと思います。


短繊維
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◎歴史
糸としての歴史は、古代からのものです。

◎作り方
短繊維は、綿の糸がそうなんですが、
綿花から取れる「わた」を紡いで(細く引っ張りながら糸にする)つくります。
糸の構造としては、毛足の短い繊維を撚り集め(よりあつめ)ながら
1本の糸に仕上げていくことで糸にします。

◎特長
見た目には、糸に毛羽立ちが見られます。
綿のほかアクリル、ポリエステルなどがあります。




長繊維
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◎歴史
長繊維は、化学繊維として百年くらい前でしょうか?
そのくらいの時期から作り出されました。

作り方
構造としては、毛足は細く、途切れずにずっと長く1本です。

それが、100本とか、200本とかの数をまとめて
1本の糸にしてあります。

◎特長
ナイロンなどがなじみがあります。
糸として成り立つためには、
何万mの長さがノーカットでなければなりません。

すごい技術だと感心してます。
ナイロン、ポリプロピレン(PP)などがそうです。


身近で気がつくこともあると思います。興味を持っていただければ幸いです。

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