糸には、化学繊維と天然繊維があることはお話しましたが、
どちらの糸も、まるで生きているかのように、
日常の環境に敏感であります。
と言うのは、気温と湿度に反応して糸自体の
伸びやすべりが毎日違ってきます。
織物を織るときには、厄介なんですよこれが・・・。
糸も人間と同じく、その日によって機嫌がいい時と悪い時があり、
赤ちゃんのお世話をするかのごとく、大切に丁寧に扱わないと良い織物は出来ません。
繊維製品だけではなくあらゆるものに言えることだと思いますが、
「ものづくり」は、「こころ」が大切、ということでしょうか。
「こころ」を失わないように、
この日本で「ものづくり」に励みたいと思います。
今回の話には関係ないけれど、アゲハの写真です。
今年も成長してますよ。
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